住宅を取り巻く環境は、この数年で大きく変わった。

建築費の上昇、職人不足、資材価格の高騰、住宅ローン金利の変化。

さらに、人口減少やライフスタイルの多様化によって、住宅に求められる価値そのものも変わり始めている。

国土交通省の「令和6年度住宅市場動向調査」では、

注文住宅の平均取得資金は6,188万円となり、前年より377万円増加した。

また、新設住宅着工戸数は減少が続き、市場全体は縮小傾向にある。

大量供給の時代から、一棟一棟の価値が問われる時代へ。

もはや、「とりあえず建てれば売れる」という時代ではない。

住まい手は、本当に価値のある住宅を慎重に選ぶようになった。

限られた予算の中で、デザイン、性能、快適性、そして将来性まで求められる時代になっている。

だからこそ、これまで以上に「無駄のない設計」が求められている。

しかし現実には、意匠設計を進めた後に構造上の制約が見つかる。

コスト調整の段階でプランが変更される。

営業、設計、構造、それぞれが別々に進むことで、何度も後戻りが発生する。

その結果、本来実現したかった建築が少しずつ形を変え

時間やコスト、そして品質に見えないロスが生まれていく。

私たちは、そこに違和感を抱いてきた。

これからの住宅に必要なのは、単にデザインが良いことでも、性能が高いことでもない。

企画、意匠、構造が最初から同じ方向を向き、一つの建築として整合していること。

限られた予算の中で最大限の価値を生み出し、無駄なく、美しく、合理的に実現すること。

それこそが、これからの住宅づくりに求められる「最適解」だと考えている。

RIBは、企画・意匠・構造を同時に考える。

後から辻褄を合わせるのではなく、最初から整合した建築をつくる。

住宅市場が大きく変化していくこれからの時代だからこそ、三位一体の設計思想はますます重要になる。

私たちは、変化する時代の中でも建築の本質を見失わない。

そして、無駄なく、美しく、合理的な建築を通して、

これからの住宅の「当たり前」を更新していく。

意匠か構造か、ではない。

RIBは『最適解』を設計する。